世の中と僕が生きてる意味

世の中が大変なことになっている。

街中に感染者と死体が溢れ…なんてバイオハザードにはなっていない。正確には「まだ」なっていないなのかもしれないが。

 

 正直日本はよく頑張ってる方だ。地球規模でいえば発生源のすぐ横にある上人口密度も欧米諸国よりまあまあ高いクセに某パスタの国とか某米の国とかより死者も感染者も少ない。まあ多分他人と一定の距離を置きたがる国民性が影響してるんだろうが。

 

 久々に筆を取ってそんな世間の状態について書きたいわけじゃない、むしろ僕個人としては他人がどう死んだとか罹ったとか心底興味ない、勝手にやっててくれ。(そりゃ身近な人とか自分なら気にするよ)

 何が大変って僕の生きる意味が確実に失われていってる事だ。3月8日米津玄師「HYPE」に始まり現状5月3日のバンドリドームまで失われてしまった。僕は過去に音楽に救われたから生きている。そんな僕から音楽が没収されている。これは大変な事態だ。

 ライブがあるから生きよう、次のライブにも行くために頑張って学校行ってバイト行ってうんざりしそうな現実で生きていこう、そんな風に生きてきた人間からライブを取り上げたらどうなる?そりゃもちろん延期だから遠い未来にはライブはある。でも僕はその日、その場所で開催されるライブを待ち望んで生きていたんだ。

 人生には長期的な目標と短期的な目標が必要だ。1、2ヶ月とかくらい先の楽しみのために生きるのが短期的な目標。将来の夢とかが長期的な目標。どちらが欠けても人生に大きな虚無感が影を落とす。僕は今短期的な目標が欠けてる人生になっている。これからしばらくの間何を糧にクソみたいな接客して朝早起きして学校に行けばいいんだ、それがわからない。分からなくて人生が辛い。

 音楽からすこーしだけ話が逸れるが最近好きな異性ができた。色々あって気軽に会える距離じゃないからたまに会えるのが本当に楽しみで唯一僕に音楽以上に生きる意味を与えてくれる存在になっている。彼女と一緒に行く予定だった4月6日のライブも当然延期。当初はそれでも会う予定だったが予想以上に世間が不穏になってきたため会うことも無くなった。その辺の騒ぎのせいで僕の内面がガキな部分が出てしまって間違いなく嫌われてしまったし。というかこうやって文字に起こすだけで苦しい、やばい。

 

それはともかくとしてこの一連のウイルス騒動で少なくとも僕は2つの生きる意味が失われて完全に生きることが難しくなってしまった。終息がどうとか政府が何円配るとかじゃなくてただただ精神的に参ってしまっている人間がここにいる。こんな希望もクソも無い状況で学校もバイトも正直したくない。つまりここまで長々書いてきたが言いたいことは何はなくとも早く非常事態宣言と経済の停止をしてくれ。政治はわからないし政府に何を思ったこともないがどうか、僕ともしも僕と同じようにメンタルが弱くて同じ状態に陥ってる人がいたらその人もきっと救えるのだから、よろしく頼む。

最後に僕の大好きな男の言葉を二つ引用させてほしい。

invisible sensation 作詞、田淵智也 より

「だけどいつか 誇れるくらいには 人生はよくできてる だから、生きてほしい!」

ブログ 小生田淵がよく喋る2020年3月その2  2020.03.26 UP より

「ちゃんと生きてたらいいことは起きるよ。それは間違い無いの。
ちゃんと生きろよ。」