虚の自己紹介

 初めまして、この記事をご覧いただきありがとうございます。

「虚」と書いて「ホロウ」と読ませる厨二ネームです。

  性別は男で学生です。

 この場は僕が好きなものについてずらずらと述べたり日々の思う事を書けたらと思っております。

 いろんな作品や物事を広く浅くで観たりやったりする人間であるが故にその全てを放出するのがツイッターでは困難になってきたためここで、と思ったのです。

 追っている作品、やっているゲーム、過去にやったゲームに過去に観たアニメなど全て羅列するのは非常に面倒なので今後少しずつ話して行こうかなと。

 最後になりますが、別にここをたくさんの人に見てもらいたいとは考えていません。僕が足を突っ込んだジャンルに同じく足を突っ込んだ人がそのジャンルについての僕の考えを覗いて行ってくれたら嬉しいな、そのくらいの事です。

童貞卒業したら死にかけた話

 過程は省くが彼女ができた。おめでとう自分。

 遠距離の彼女なわけだが先日誕生日を迎えた。付き合い始めてから初めて会った。(この時期に県を跨ぐ移動云々は知らない)(←後々大事になってくる)惚気じゃないから長々とは話さないけどまあ3日間高級ホテルに泊まってすることしたわけ。んで帰ってきたら40度の熱が出た。こんな時期なのでコロナかとも思ったね。結局肺のCT撮ったら違ったのでただの風邪だけど。

 死にかけたってのは単純に熱が高すぎた。最高で41度にまで迫る勢いの時があってめちゃくちゃ苦しかった。人間の限界はどこかで42度と聞いたことあるしやべーんかな自分ってずっと思ってた。

 

 ちなみにタイトルの「童貞卒業したら」と「死にかけた」には一切の因果関係はない

世の中と僕が生きてる意味

世の中が大変なことになっている。

街中に感染者と死体が溢れ…なんてバイオハザードにはなっていない。正確には「まだ」なっていないなのかもしれないが。

 

 正直日本はよく頑張ってる方だ。地球規模でいえば発生源のすぐ横にある上人口密度も欧米諸国よりまあまあ高いクセに某パスタの国とか某米の国とかより死者も感染者も少ない。まあ多分他人と一定の距離を置きたがる国民性が影響してるんだろうが。

 

 久々に筆を取ってそんな世間の状態について書きたいわけじゃない、むしろ僕個人としては他人がどう死んだとか罹ったとか心底興味ない、勝手にやっててくれ。(そりゃ身近な人とか自分なら気にするよ)

 何が大変って僕の生きる意味が確実に失われていってる事だ。3月8日米津玄師「HYPE」に始まり現状5月3日のバンドリドームまで失われてしまった。僕は過去に音楽に救われたから生きている。そんな僕から音楽が没収されている。これは大変な事態だ。

 ライブがあるから生きよう、次のライブにも行くために頑張って学校行ってバイト行ってうんざりしそうな現実で生きていこう、そんな風に生きてきた人間からライブを取り上げたらどうなる?そりゃもちろん延期だから遠い未来にはライブはある。でも僕はその日、その場所で開催されるライブを待ち望んで生きていたんだ。

 人生には長期的な目標と短期的な目標が必要だ。1、2ヶ月とかくらい先の楽しみのために生きるのが短期的な目標。将来の夢とかが長期的な目標。どちらが欠けても人生に大きな虚無感が影を落とす。僕は今短期的な目標が欠けてる人生になっている。これからしばらくの間何を糧にクソみたいな接客して朝早起きして学校に行けばいいんだ、それがわからない。分からなくて人生が辛い。

 音楽からすこーしだけ話が逸れるが最近好きな異性ができた。色々あって気軽に会える距離じゃないからたまに会えるのが本当に楽しみで唯一僕に音楽以上に生きる意味を与えてくれる存在になっている。彼女と一緒に行く予定だった4月6日のライブも当然延期。当初はそれでも会う予定だったが予想以上に世間が不穏になってきたため会うことも無くなった。その辺の騒ぎのせいで僕の内面がガキな部分が出てしまって間違いなく嫌われてしまったし。というかこうやって文字に起こすだけで苦しい、やばい。

 

それはともかくとしてこの一連のウイルス騒動で少なくとも僕は2つの生きる意味が失われて完全に生きることが難しくなってしまった。終息がどうとか政府が何円配るとかじゃなくてただただ精神的に参ってしまっている人間がここにいる。こんな希望もクソも無い状況で学校もバイトも正直したくない。つまりここまで長々書いてきたが言いたいことは何はなくとも早く非常事態宣言と経済の停止をしてくれ。政治はわからないし政府に何を思ったこともないがどうか、僕ともしも僕と同じようにメンタルが弱くて同じ状態に陥ってる人がいたらその人もきっと救えるのだから、よろしく頼む。

最後に僕の大好きな男の言葉を二つ引用させてほしい。

invisible sensation 作詞、田淵智也 より

「だけどいつか 誇れるくらいには 人生はよくできてる だから、生きてほしい!」

ブログ 小生田淵がよく喋る2020年3月その2  2020.03.26 UP より

「ちゃんと生きてたらいいことは起きるよ。それは間違い無いの。
ちゃんと生きろよ。」

推しという生物について

 小原莉子、という人間が居る。この名前に反応する人は大体「RAISE A SUILENのギタリスト」を思い浮かべるだろう。その人だ。その人が僕の推しなのだが。

 特に深い意味は無いが僕から見えているこの人物について語りたい。

 

 最初にその人を知ったのはBanG Dream!5thLiveにライブビューイングで参加した時だ。蛇足だが、これがバンドリのライブに初めての参加である。当初の目的はDay2、Roseliaのライブで遠藤ゆりかさんの今井リサ役として最後の出番を見届けたい、というものであった。しかし最初に小原莉子さんと出会ったのはDay1のオープニングアクトである。なぜDay1を観たのか、と言われればただの押し間違いである。間違えてDay1のチケットを取ろうとしてしまって「めんどいしもう取るか」の気持ちで取ったのである。その時にオープニングアクトとして登場したのがRAISE A SUILENの前身、THE THIRD(仮)である。バンドリ!のバンドのうちリアルで活動をしない、3組の曲をカバーするのがメインの活動。

 その時披露されたのもその曲達。それに加えてその時唯一のオリジナル曲、R・I・O・Tである。その時の僕にはこの人たちがやっている事は全てが衝撃だった。生演奏が聴けるとは思っていなかった曲達の披露、挑戦的なフレーズが並べられて、今までバンドリに存在しないタイプのボーカルと曲調。正直言ってDay1は完全にTHE THIRD(仮)に持っていかれた。そしてこの時初めて小原莉子という人間を知った。この時は「かわいいなー」とか「変なギターだな」とかの印象。ちなみに声優をフォローしていなかった僕が初めてフォローした声優が遠藤ゆりか、続いて小原莉子だったりする。割と顔に一目惚れではあった。

 THE THIRD(仮)に惹かれてしまった僕は2ndライブが行われる事を知ると速攻ライブビューイングのチケットを確保した。この人たちのフルライブを観るのはこの時が初めて。5thのOAよりも多くの曲が披露され、更にDJ、紡木吏佐の加入もあり更に様々な表情を見せるようにった「RAISE A SUILEN」に更に惹かれた。もちろん、その当時顔が好き程度だった小原莉子さんも更に様々な表情とパフォーマンスにあっと言う間に虜にされてしまった。

 そして決定打となる情報を知ったのはこの1ヶ月後くらい。小原莉子さんの出身地が僕と同じ、という事を知ったのだ。かなりの衝撃だった。詳しく語ると引かれるだろうから簡潔に言うが親近感やらなんやらが大変な事になった。

 書いていてふとこれが小説ならここまでが第1章だろうな、と。

 次に書くべきはバンドリーマー感謝キャラバンというイベントだ。簡単に言えばバンドリのキャストが地方に赴き、そこのファン達と交流、CDの手渡しをするイベントである。

 これは本当に奇跡なのだが、僕のいる場所から一番近い会場に来たのがRAYCHELLさんと小原だった。直接話せる人生最初でほぼ最後かもしれない機会が回ってきたわけだ。しばらくこの話になる。

 イベントは昼と夕方の2回。もちろん僕は両方の参加だ。そもそも映像でしか観ない人達と直接話す機会が初めてで何を話せばいいかなんて全くわからない状態で望んだ昼の部。頭が真っ白な中かろうじて小原さんに「2ndライブの感想、かっこよかったところ」をなんとか伝え夢のような30秒程度は終わった。

 続く夕方の部、ここでは更に夢のような体験が続いた。1つ目は次で僕の番、というところで小休憩を挟み、軽いトークに移ったのだ。会場が楽器店だった事もあり周りの楽器達についてのことを話し始めた。3分ほどだろうか、本当に短いトークの時間が終わり、巡ってくる僕の番。ここまででもすでに夢のようなのだが、ここで「お待たせしてごめんなさい」なんて事を言われて本当にやばかった(僕一人に向けた発言では無いだろうが)

 2つ目は僕の番が巡ってきたタイミングで最初に小原さんから向けられた言葉が「1回目にも来てくださった…?」であった。その時別に目立つ格好でもなかったというのに昼、僕と話してから夕方までの4時間ほどの間、何人もの人と話したはずなのにその間だけでも記憶に残して貰えた事が本当に嬉しかった。そしてその嬉しさのあまり「次のライブ絶対に行きます!」なんて言ってしまった。結果から言えば行けたので良かった。まさかライブの時までそんなのを覚えていたなんて思わないが、それでもその時、小原莉子さんとの約束が達成出来た事に間違いはない。

 その後は約束のバンドリ6th、7thと順当にイベントには参加し、参加するごとにに惹かれていった。

 これ以降特に話す事は無いのだが、強いて言うなら小原さんのツイッターのフォロワー4万人記念に40人にリプ返する、という企画の時にリプを頂いたくらいだ。

 実を言えば執筆時点で「次」のRAISE A SUILENのライブは先行抽選に何枚か積んだが全て落選し、真剣に自死を考えていたほどなのだがなんとか縁と運によって2Daysの両日とも参加できる事になった。

 ここまで人生で人を好きになれたのも初めてなんじゃないか、なんて変なことすら最近は考えている。

 小原莉子さんに応援以上の何かを返したいと思い次のライブでは何かしら贈り物ができたらと考えている。

 

Catch up,latencyが好きすぎる

 UNISON SQUARE GARDENである。最新シングルのCatch up,latencyは発売から1ヶ月が経とうとして居るらしい。時の流れは恐ろしい。

 表題曲である Catch up,latencyから長々と語らせていただこう。

 まず、この曲はストレートなユニゾン3人から繰り出される音楽という感じでここ1年くらいはなかったタイプの曲となっている。バンドサウンド以外を使わず、3人の武器だけで勝負する、アルバム「Catcher In The Spy」の時のような感じだ。ただし、その他以上にユニゾンは進化している。もちろんどちらの方が良い、なんて事は無いが間違いなく今のユニゾンだからこそ出てきたような音楽という感じはする。

 次はこの曲の好きな、いや、この曲全てが好きなので「特に好きなところ」を挙げさせてもらう(ここから語尾が「好き」という言葉になる)

 入りのベース。もうここで好き。

 次はBメロ後半、「後悔は減点対象に」からのところでサビに向けて徐々に加速して行く演奏がもう好き

 その後「満を持す絶好のカウントダウン」のカウントダウンの辺りから主張してくるベース、これ非常に好き。

 風が強く吹いているアニメの主題歌ながら「風なんかは吹いてないのに」と言ってしまう田淵がやはり好き。

 そしてサビの最後に「拝啓 わかってるよ」と一瞬だけリズムを落とす事で更なるアクセントを加えてくる田淵智也の曲が好き。

 2番Bメロ、1のBメロと違ってドラムの主張が少し強くなっているのが非常に良い。

 「地図になる」に合わせて顔を出してくるベースがまた非常に好き。

 Bメロ後半、「巡ってくる」の「て」のから出てくるギターがまたこれも良い。

 サビ、「君も傷ついて来たんだね、それならその合図で反撃してやろうじゃない」。恐らくアニメに沿った歌詞と思われるが、ユニゾンにありがちな突然聴き手に寄り添ってくるやつね。

 この後入ってくる間奏はもう好きすぎて好きなフレーズも多すぎて語りきれないのでカット!

 間奏の激しいギターの直後、「ヘクトパスカル忠実に」とこの曲一番の減速、更に貴重な斎藤宏介の低音、

惚れた。無理。そしてそこから「流れけり」と普段の斎藤に戻ってくるこの一瞬が好きすぎてやばい。更にここで語らせてもらうと、「流れけり」の初めから歌声は高らかだが、演奏が入ってくるのは「流れけり」のワンフレーズが終わってから。この間がまた心地いい。

 その後最後のサビに繋ぐわけだが、これまでのサビと違い「ジグザグすぎて」から「レンテンシーが鳴ってる」までに少し間がある。ここが本当に好きで、初めて聴いた時に「ここで少し間あったら良いな」なんて思った時に本当にそこで間を開けてきてこういう事をしてくるからユニゾンが好きなのだが、逆に僕の好きな音楽性がユニゾンに支配されている可能性はある。もしくは田淵が聴き手の感情を全て把握しているか。

 最後、「拝啓 わかってるよ 純粋さは隠すだけ損だ」からもう一段「敬具 結んでくれ」とこのリズムを繋げてくる。これでもう完璧に締めになり、アウトロになる。

 本当に最後の最後、まるでライブの最後のような音の出し方をしてきて余韻を残したまま終わらせてくる。

  長々と鬱陶しく「特に好きなところ」をいくつか語らせてもらった。本当にこれだけである。ありがとうUNISON SQUARE GARDEN

大好きなユニゾンスクエアなんとか

f:id:hollow_i_think:20181104223842j:image 出会いは以前も話した「バンドリ!」である。このゲームはいわゆる音ゲーであり、オリジナル楽曲以外にカバー曲も収録されていて、その中に「シュガーソングとビターステップ」があった事がきっかけだ。こちらで初めて聴いて、カバーながらもメロディの作りや独特な歌詞に引き込まれた。そしてすぐにYouTubeで同楽曲を検索。この時検索結果の一番上のハイノートとかいうゴミではなくその下の公式のMVをちゃんと選んだのは本当に自分で自分を褒めたい。話が脱線してしまったが、この時初めて斎藤宏介の歌声を聴いたわけだ。高く、尖っていながらも力強く心に響くような歌声に一瞬で心を奪われた。彼の左で荒ぶっている田淵智也に気付かないくらいには引き込まれた。ここからは早いもので彼らのYouTubeチャンネルで当時最新だった「mix juiceのいうとおり」のライブバージョンに名前だけは聞いたことのあった「オリオンをなぞる」のライブバージョンなどの魅力的な楽曲達を聴いたことによってもう深みにハマってしまった。

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 次に僕は最新のアルバム「Dr.izzy」を購入。最初から異質すぎる「エアリアルエイリアン」に2つの「リポート」、「フライデイノベルズ」「Cheap Cheap Endroll」など、ここまでで知らなかった新たなるユニゾンの面を知ることになり、彼らが更に魅力的に思えてきた。

そしてその一ヶ月後にシングル、「10%roll 10%romance」が発売された。とてつもないアップテンポとそこから放たれる田淵智也全開の歌詞達、斎藤宏介の歌声を最大に活かした音使い、素人にも特徴的に感じさせる鈴木貴男のドラムとユニゾンのメンバーそれぞれの強みをそれぞれぶつけられたような感覚になり、ある意味の楽しさがあった。

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 そして、10月ごろにDVD「Dr.izzy」を購入。深くは語らないが、ユニゾンのライブの楽しさをこの時表面だけながらも知る事ができた。f:id:hollow_i_think:20181104220223j:image

この次はシングル「invisible sensation」が発売。最初から斎藤の武器である高音によって一瞬で好きと感じた。2番初めの転調にユニゾン式に背中を押すような歌詞にこの時辛い事が重なり沈んでいた自分にとってはとてつもない程の救いにもなった。

 f:id:hollow_i_think:20181104223925j:imageそしてその翌週にシングル「fake town baby」が発売された。まさかの英語詞からのスタート。特徴的なギター、「神様はいない」とぶった切るサビの歌詞と何よりも至極シンプルにカッコよすぎるメロディとこちらもまた僕の心に強く残った。この楽曲は今まで聴いた全ての音楽の中でもトップクラスに好きなものでもある。

f:id:hollow_i_think:20181104221150j:image 次に来るのは年が明けてからのアルバム「MODE MOOD MODE 」だ。初手から「ユニゾンなのかこれ!?」と思わせるほどの奇襲的な「Own civilization(nano-mile met)」に本来ならシングル曲が来る位置に置かれた、ストリングスが特徴の「オーケストラを観にいこう」歌詞が異様に尖った「フィクションフリーククライシス」。正直、全部の曲を語ってしまいたいくらいの完成度のアルバムだと思うくらいである。

 f:id:hollow_i_think:20181104222030j:image(上は気にしないでほしいが、SEKAI NO OWARIのDVD Tarkusだ)

 次は、忘れもしない、僕の中学の卒業式の日がフラゲ日だった「春が来てぼくら」だ。転調が続く事で常に自然に脳に印象に残るのが特徴かと思う。卒業に重なった事もあり、本当に歌詞の言葉一つ一つが心に響く。高校で仲のいい友達全員と別れてしまう事もあり、これは本当に泣きそうな程に響く。「ちゃんとこの足が、選んだ答えだから」と最後に自分がこの選択をした事を後悔しないよう、肯定してくれるのも余計に響く。少し自分語りが入ってしまった。

 次は「Tour2018 MODE MOOD MODE」である。初めて生で見る3人に、そこでしか聴けないサウンド、味わえない場の空気、目前で荒ぶる田淵智也。あの時の感覚は未だに強く残っている。「ガリレオのショーケース」の時の田淵は本当にやばかった。いやマジで。

 そして発売が目前に迫る「Catch up,latency」のMVのshort vrが数時間前に公開された。また今までない様な感じでありながらもユニゾンらしいと確信させる歌詞にメロディ。確か「風が強く吹いている」というアニメの主題歌でもあるはずなのに「風なんかは吹いてないのに」としてしまう田淵が好きすぎる。そしてこのMVの田淵には笑ってしまった。いや馬を躱すのかよ。

 僕が好きになってからのユニゾンについて長々と語らせてもらった。ここまで見てくれた人が居るなら、ありがとう

僕の好きな何か

 好きな物は沢山ある。音楽を聴くことやゲームをすること、その他諸々。じゃあ最初に何から話そうか、と思った時に真っ先に語りたいのは多分「百合」である。僕はオタクなのでもちろん花ではなく女性同士の特別な感情から生まれるものの方である。

 ハマったきっかけは「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」というスマホアプリである。初めはただの音ゲーとして始めて、登場キャラに青葉モカという可愛いキャラが居てハマっただけである。なぜそこから百合に発展したのか、それをまずは話す必要がある。

  青葉モカはガールズバンド「aftergrow」のギター担当であり、同バンドはモカを含めた幼馴染5人組からできている。正直これについて話すだけでもものすごい文字数になるので要点だけで説明すると、aftergrowのギター&ボーカルの美竹蘭が辛い思いをしている時に他の3人以上にモカは蘭に寄り添い、更に蘭が辛い思いを他の事にぶつけていた事を知った時には「あたしが蘭の事を助けてあげたかった」と言い出すのである。極め付けには、f:id:hollow_i_think:20181101204653p:image

これである。そしてこの後、隣に居るのではなく背中を追い続ける事を選んだ上で、誰にも気付かれないように涙を流すのである。

  青葉モカとaftergrowの事は何もわからずとも、モカと蘭が百合って事だけはわかっていただけたと思う。これで興味を持っていただけたら是非「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」をダウンロードしていただきたい。これ以外にも百合カップルが多数存在するため、どれかはあなたのツボにハマるであろう。

 百合にハマったきっかけを紹介したところで次は百合という概念そのものについて僕の思う事を話させて頂こう。そもそも百合というもの自体現実世界ではそんなに沢山目に入るものではない。手をつないでいる程度ならともかく禁断の関係だとか(今はそんな事ないが)は目に入るところに転がっているわけがない。言ってしまえば二次元にのみ存在するものである。しかし二次元でも男女の恋愛なんてものはいくらでもあって、その中でなぜ女性同士なのか。僕が考えるに、もちろん女性で百合が好きな人もいるが、男からしてみれば女性同士なんて未知そのものである。どういう感情があってどういう言葉があるのか、そんな事は現実ではわからないからこそ、アニメなどで提示される女性同士の関係がそのまま特別な何かとして映ってしまうのではないかと。

 身もふたもない事を言ってしまえば可愛い+可愛い=クソ可愛いである。

 

 そしてそんな僕が先程のアプリ以外にオススメする作品として「少女歌劇 レヴュースタァライト」がある。こちらはバンドリと違って考察の余地が大量にあるようなタイプのアニメのため、ここで長くは語らないがこれを簡単にまとめるなら「一つの主人公カプとその脇で重たい女が殴り合う」作品である。自分でもよくわからんがこれが一番それっぽい。12話あるアニメのうちの11話を通して「愛城華恋と神楽ひかり」という2人の関係性を描き切り、その横で3つのカップリングと華恋にベタ惚れの1人女が物語を築き上げる感じである。12話あるうちの11話、と言ったのは、1話だけ華恋もひかりも関係ない話があるからである。これに関しては深く語るつもりはないが、「石動双葉と花柳香子」のためだけの話が存在しているからである。他の2つ「天堂真矢と西條クロディーヌ」「大場ななと星見純那」はそれぞれ「華恋とひかり」に関わる形でエピソードが2話ほどかけて進行するのに対し「双葉と香子」2人だけで1話まるごと使ってエピソードを進行させている。まだ話すことはあるが、これはまたの機会になりそう。

 百合について、のつもりが百合と蘭モカとレヴュスタについてになってしまった。まあ良いか。

 ここまで目を通してくれた方がいるのかはわからないが、ありがとう。