僕の好きな何か

 好きな物は沢山ある。音楽を聴くことやゲームをすること、その他諸々。じゃあ最初に何から話そうか、と思った時に真っ先に語りたいのは多分「百合」である。僕はオタクなのでもちろん花ではなく女性同士の特別な感情から生まれるものの方である。

 ハマったきっかけは「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」というスマホアプリである。初めはただの音ゲーとして始めて、登場キャラに青葉モカという可愛いキャラが居てハマっただけである。なぜそこから百合に発展したのか、それをまずは話す必要がある。

  青葉モカはガールズバンド「aftergrow」のギター担当であり、同バンドはモカを含めた幼馴染5人組からできている。正直これについて話すだけでもものすごい文字数になるので要点だけで説明すると、aftergrowのギター&ボーカルの美竹蘭が辛い思いをしている時に他の3人以上にモカは蘭に寄り添い、更に蘭が辛い思いを他の事にぶつけていた事を知った時には「あたしが蘭の事を助けてあげたかった」と言い出すのである。極め付けには、f:id:hollow_i_think:20181101204653p:image

これである。そしてこの後、隣に居るのではなく背中を追い続ける事を選んだ上で、誰にも気付かれないように涙を流すのである。

  青葉モカとaftergrowの事は何もわからずとも、モカと蘭が百合って事だけはわかっていただけたと思う。これで興味を持っていただけたら是非「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」をダウンロードしていただきたい。これ以外にも百合カップルが多数存在するため、どれかはあなたのツボにハマるであろう。

 百合にハマったきっかけを紹介したところで次は百合という概念そのものについて僕の思う事を話させて頂こう。そもそも百合というもの自体現実世界ではそんなに沢山目に入るものではない。手をつないでいる程度ならともかく禁断の関係だとか(今はそんな事ないが)は目に入るところに転がっているわけがない。言ってしまえば二次元にのみ存在するものである。しかし二次元でも男女の恋愛なんてものはいくらでもあって、その中でなぜ女性同士なのか。僕が考えるに、もちろん女性で百合が好きな人もいるが、男からしてみれば女性同士なんて未知そのものである。どういう感情があってどういう言葉があるのか、そんな事は現実ではわからないからこそ、アニメなどで提示される女性同士の関係がそのまま特別な何かとして映ってしまうのではないかと。

 身もふたもない事を言ってしまえば可愛い+可愛い=クソ可愛いである。

 

 そしてそんな僕が先程のアプリ以外にオススメする作品として「少女歌劇 レヴュースタァライト」がある。こちらはバンドリと違って考察の余地が大量にあるようなタイプのアニメのため、ここで長くは語らないがこれを簡単にまとめるなら「一つの主人公カプとその脇で重たい女が殴り合う」作品である。自分でもよくわからんがこれが一番それっぽい。12話あるアニメのうちの11話を通して「愛城華恋と神楽ひかり」という2人の関係性を描き切り、その横で3つのカップリングと華恋にベタ惚れの1人女が物語を築き上げる感じである。12話あるうちの11話、と言ったのは、1話だけ華恋もひかりも関係ない話があるからである。これに関しては深く語るつもりはないが、「石動双葉と花柳香子」のためだけの話が存在しているからである。他の2つ「天堂真矢と西條クロディーヌ」「大場ななと星見純那」はそれぞれ「華恋とひかり」に関わる形でエピソードが2話ほどかけて進行するのに対し「双葉と香子」2人だけで1話まるごと使ってエピソードを進行させている。まだ話すことはあるが、これはまたの機会になりそう。

 百合について、のつもりが百合と蘭モカとレヴュスタについてになってしまった。まあ良いか。

 ここまで目を通してくれた方がいるのかはわからないが、ありがとう。