大好きなユニゾンスクエアなんとか

f:id:hollow_i_think:20181104223842j:image 出会いは以前も話した「バンドリ!」である。このゲームはいわゆる音ゲーであり、オリジナル楽曲以外にカバー曲も収録されていて、その中に「シュガーソングとビターステップ」があった事がきっかけだ。こちらで初めて聴いて、カバーながらもメロディの作りや独特な歌詞に引き込まれた。そしてすぐにYouTubeで同楽曲を検索。この時検索結果の一番上のハイノートとかいうゴミではなくその下の公式のMVをちゃんと選んだのは本当に自分で自分を褒めたい。話が脱線してしまったが、この時初めて斎藤宏介の歌声を聴いたわけだ。高く、尖っていながらも力強く心に響くような歌声に一瞬で心を奪われた。彼の左で荒ぶっている田淵智也に気付かないくらいには引き込まれた。ここからは早いもので彼らのYouTubeチャンネルで当時最新だった「mix juiceのいうとおり」のライブバージョンに名前だけは聞いたことのあった「オリオンをなぞる」のライブバージョンなどの魅力的な楽曲達を聴いたことによってもう深みにハマってしまった。

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 次に僕は最新のアルバム「Dr.izzy」を購入。最初から異質すぎる「エアリアルエイリアン」に2つの「リポート」、「フライデイノベルズ」「Cheap Cheap Endroll」など、ここまでで知らなかった新たなるユニゾンの面を知ることになり、彼らが更に魅力的に思えてきた。

そしてその一ヶ月後にシングル、「10%roll 10%romance」が発売された。とてつもないアップテンポとそこから放たれる田淵智也全開の歌詞達、斎藤宏介の歌声を最大に活かした音使い、素人にも特徴的に感じさせる鈴木貴男のドラムとユニゾンのメンバーそれぞれの強みをそれぞれぶつけられたような感覚になり、ある意味の楽しさがあった。

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 そして、10月ごろにDVD「Dr.izzy」を購入。深くは語らないが、ユニゾンのライブの楽しさをこの時表面だけながらも知る事ができた。f:id:hollow_i_think:20181104220223j:image

この次はシングル「invisible sensation」が発売。最初から斎藤の武器である高音によって一瞬で好きと感じた。2番初めの転調にユニゾン式に背中を押すような歌詞にこの時辛い事が重なり沈んでいた自分にとってはとてつもない程の救いにもなった。

 f:id:hollow_i_think:20181104223925j:imageそしてその翌週にシングル「fake town baby」が発売された。まさかの英語詞からのスタート。特徴的なギター、「神様はいない」とぶった切るサビの歌詞と何よりも至極シンプルにカッコよすぎるメロディとこちらもまた僕の心に強く残った。この楽曲は今まで聴いた全ての音楽の中でもトップクラスに好きなものでもある。

f:id:hollow_i_think:20181104221150j:image 次に来るのは年が明けてからのアルバム「MODE MOOD MODE 」だ。初手から「ユニゾンなのかこれ!?」と思わせるほどの奇襲的な「Own civilization(nano-mile met)」に本来ならシングル曲が来る位置に置かれた、ストリングスが特徴の「オーケストラを観にいこう」歌詞が異様に尖った「フィクションフリーククライシス」。正直、全部の曲を語ってしまいたいくらいの完成度のアルバムだと思うくらいである。

 f:id:hollow_i_think:20181104222030j:image(上は気にしないでほしいが、SEKAI NO OWARIのDVD Tarkusだ)

 次は、忘れもしない、僕の中学の卒業式の日がフラゲ日だった「春が来てぼくら」だ。転調が続く事で常に自然に脳に印象に残るのが特徴かと思う。卒業に重なった事もあり、本当に歌詞の言葉一つ一つが心に響く。高校で仲のいい友達全員と別れてしまう事もあり、これは本当に泣きそうな程に響く。「ちゃんとこの足が、選んだ答えだから」と最後に自分がこの選択をした事を後悔しないよう、肯定してくれるのも余計に響く。少し自分語りが入ってしまった。

 次は「Tour2018 MODE MOOD MODE」である。初めて生で見る3人に、そこでしか聴けないサウンド、味わえない場の空気、目前で荒ぶる田淵智也。あの時の感覚は未だに強く残っている。「ガリレオのショーケース」の時の田淵は本当にやばかった。いやマジで。

 そして発売が目前に迫る「Catch up,latency」のMVのshort vrが数時間前に公開された。また今までない様な感じでありながらもユニゾンらしいと確信させる歌詞にメロディ。確か「風が強く吹いている」というアニメの主題歌でもあるはずなのに「風なんかは吹いてないのに」としてしまう田淵が好きすぎる。そしてこのMVの田淵には笑ってしまった。いや馬を躱すのかよ。

 僕が好きになってからのユニゾンについて長々と語らせてもらった。ここまで見てくれた人が居るなら、ありがとう